BRITISH COLUMBIA COAT |
「マッケンジーウーレンミルズ」は「ASTORIA COAT」の他にこんな製品も残していました。
深いターコイズブルーにチャコールカラーのラインが入るヴィンテージでもかなりレアなノーフォーク型のショールカラーコート。
「マッケンジーウーレンミルズ」ことフリーホイーラーズは、この「BRITISH COLUMBIA COAT」と「ASTORIA COAT」のメインマテリアルである、先染めのポイント生地を糸の段階から実に8ヶ月を費やして製作されました。ブランケットの生地の質感は本物だけが持つオーラを感じます。
ウエストのベルトを外すと、当時のブランケットの品質表示を表す横ラインがみられます。こちらは3本の長い線と、一番上は半分の線なので3,5ポイントとなります。数字が高ければ高いほど上質な製品を表すのですが、3,5ポイント以上はジャケット製作には適さないようです。
モヘアは毛が立つようなウールを混ぜて起毛させてあります。着込んでいくことで少しずつ抜け落ちてさらに雰囲気が良くなりそうです。
こちらのコートは少し大きめのクラシックなスタイルのショールカラー。厚めの生地なので襟元を少し曲げたり、色々な着方を楽しんでも良いと思います。
左右対称に付けられた大き目のポケットは、チャコールのラインにかかるようにフラップが付いています。こちらもデザインの良いアクセントになっていますね。
右ポケットの中にはユニオンチケットも取り付けられています。
ボタンは削りだしのナットボタン。ブランケットの裏側は縫製箇所を全てパイピング処理されています。細部までぬかりはありません。見れば見るほど良く出来ています。
今回の製品も「ASTORIA COAT」と同じく、「マッケンジーウーレンミルズ社」がブランケットを「グレートレイク社」に提供してジャケット製作されたという、贅沢な設定。もちろんタグも2種類用意されています。下げ札の左上に描かれた男性がこちらの「BRITISH COLUMBIA COAT」を着用していますね。
最後に、こちらの画像はなるべく自然光が入る場所で撮影しています。写真では中々伝わりにくい、独特の深い色合いが少しでもお伝えできればと思います。もちろん店頭で実際に製品を見て、触れていただければこちらの製品のすばらしさを確認していただけると思いますよ。
奈良市西城戸町24貝本ビル1階 Amboy(アンボイ)
営業時間 11:00~22:00
定休日 不定休
営業時間は場合によっては変更する事もあります。
来店時は電話を頂けると助かります。
0742-26-1556
表面にベージュがかった生地を起毛させたモヘアは毛が立つようなウールを混ぜています。着込んでいくことですこしずつ抜け落ち、さらに雰囲気のある生地になっていきそうです。
ショールカラーの襟元は大きめに作られています。厚めの生地は襟を少し曲げたり、クセ付けする事も可能です。
左右対称に付けられたこちらのポケットもかなり大きめに、チャコールのラインにフラップが掛かるように仕上がっています。こちらもデザインのアクセントになりますね。